完全にソフトに、そしてフラットに・・・

いや~、今回のコンテストの写真を見てビックリしました。
しっかり仕上げていったのに、ステージ上での僕のカラダは、完全にフラットに映ってしまっていたのです。

午前中のプレジャッジ(比較審査)が終わった後、会場に観戦に来ていた、一緒にステージで戦ったこともある選手2人にどう見えたのかを訊いてみると、

“若干大腿部がソフトに見えたが、それでも凄く良かった。去年と比べ明らかに良くなっているよ。”
“確実にサイズアップしているね。凄くいいオフシーズンを送ったのでは・・・”

という意見・・・

脚のカットは僕がアピールできる部位の一つ、その部位がソフトに見えたというのはかなりショックだったので、もう一度訊いてみました。

“大腿部のカットが甘く見えたの?”

すると、

“いや、今回も良かったんだけど、いつもに比べ、若干ね。でも凄く良かったよ。”

と・・・

パンプアップ・ルームの鏡の前でポーズをとって最終チェックをしている時に僕の横には優勝した選手と2位になった選手がいました。

彼らの肌の色は僕に比べはるかに黒い。もちろん仕上がりも2人とも非常に良かったのですが、鏡に映る僕自身のカラダも負けてはいなかった。

若干皮下に水がのった感じはありましたが、それでも、カットは十分に見えていました。

それが、ステージ上の非常に強い照明の下では、まるで別人のようにソフトに、そしてフラットに映っていたのです。

肌も真っ白・・・そしてカットもまるで見えていない・・・

写真を見る限りでは、極端な話、これじゃ、オフシーズンとさほど変わらないといった感じなのです。

コンテスト終了後、ヘッドジャッジを含む、何人かの審査員にもコメントをもらいに行ったのですが、

“君のシンメトリーとプロポーションは素晴らしい!非常に高いポテンシャルを持っている。ただ、今回は若干大腿部がソフトに見えた。”
“今回は全体的にサイズアップしてきたけれど、昨年の完璧な仕上がりで出てきた時に比べ、大腿のカットのクリアーさがなかったわね。”

とういうような、先ほどの彼らと同じような意見でした。

とにかく、どんなに体脂肪率が低くても、鏡の前で良く見えても、その日の会場の強い照明に照らされたステージ上でよく映らなければ、全く意味がないわけです。

簡単に言えば、まだまだ経験不足だということです。

今回は、完敗といった感じですね。

改めて、ボディビルディングという競技の難しさを知らされた今回の第15ラウンドでした。




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